おらしょ こころ旅

Vol.8

夏休みの宿題

2014年8月18日 公開

夏休みも残すところ10日余り。この時期になると気になるのが夏休みの宿題ですね。もう記憶もおぼろげな少年時代を振り返ってみると、夏休みはなんと遊び9割、宿題1割。つまり40日間のうち宿題をやったのは4日ほどという、あきれた少年でした。

ドリルや読書感想文、絵や工作などは、兄や姉にそれなりの見返りを用意して力を借りるか、叱(しか)られるのを覚悟で母に手伝ってもらうか、そのどちらか、あるいは両方を使ってどうにかクリアしていたのですが、手強(ごわ)かったのが絵日記。「この日は○○ちゃんと海水浴に行った」「その日は△△くんとカブトムシをとりにいった」など、その日の出来事を思い出せば、絵と文章はなんとかなったのですが、問題は天候でした。

夏は晴れの日が多いので、天気の覧はほとんどが「晴れ」マーク。それだけに間違えると目立つのが「曇り」や「雨」マーク。だから、これ以上はもう無理というほど真剣に思い出そうと頑張りました。まさに記憶力が試される瞬間。でも残念ながら、これを何年繰り返しても記憶力が養われることはありませんでした。

今年もちびっ子たちを悩ませているのが自由研究なんでしょうね。「自由」と言われれば言われるほど困ってしまうテーマ選び。保護者の皆さんの情報収集が大きな力になります。

あっ、そういえば、このウェブサイト「おらしょ-こころ旅」で、教会模型を作るイベントをご紹介していました。日時は8月24日(日曜日)午後2時から。参加費は無料。

(文:ヒラモトヨシノリ、イラスト:ナカムラタエ)

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