Vol.463
2023年7月3日 公開
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録されたのは2018年7月のこと。早いものでもう丸5年になるのですね。
登録後、構成資産がある地域では、地元の皆さんが一体となって訪れる人たちを受け入れるためのさまざまな取り組みを進めていました。
そんな矢先の新型コロナウィルス感染症の拡大・・・。これにより訪れる人も減少傾向にありましたが、感染症が5類に移行したことなどにより、今年の夏は多くの皆さんが訪れるのではないかと予想されます。
せっかく長崎県を訪れるのなら、12の構成資産だけでなく関連する文化遺産もぜひ訪れていただきたいものです。
とくに夏は海がひときわ輝く季節。
五島市の高浜や頓泊(とんどまり)、新上五島町の蛤(はまぐり)浜、小値賀町の柿の浜、平戸市の根獅子(ねしこ)の浜、南島原市の野田浜など、長崎県には美しい海岸が数多くあります。
そして海辺に建つ教会堂も夏の陽射しの中で、また夕日を背景に新たな表情を見せてくれそうです。
夏は海を楽しむことをメインに旅のプランを立ててみるのもいいかもしれませんね。
このウェブサイトで紹介している「世界遺産巡礼の道」を参考に、ぜひあなただけの世界遺産の旅をお楽しみください。
(文:ヒラモトヨシノリ、イラスト:ナカムラタエ)