Vol.451
2023年4月10日 公開
4月10日は「駅弁の日」。
4月は行楽シーズンで駅弁の需要拡大が見込まれること、そして「弁当」の「とう」から10日、さらに「4」と「十」を組み合わせると「弁」に見えることからこの日に制定されたそうです。
じつは駅弁が初めて日本で販売されたのは1885年7月16日のこと。
それならこの日を記念日にするのが自然の流れのような気がしますが、なんといってもこの時期は弁当がいたみやすい。それで4月になったようです。制定の理由づけに苦労した様子がうかがえますね。
今も駅弁ファンは多いようですが、その一方でご当地グルメを目当てに旅行先を決める人も増えていますね。
知らないまちを訪れるのはワクワクしますが、まだ訪れたことのないふるさとのまちを旅するのも好奇心をくすぐります。
このウエブサイトで紹介している「世界遺産巡礼の道」もその一つ。世界遺産の構成資産や関連する遺産をつなぐ468kmの道は5エリア、35区間の巡礼路で構成されており、季節を楽しみながら先人たちが歩んだ歴史をたどることができます。
気になる長崎グルメを事前にチェックして出かけると楽しみもさらに広がりますね。
そしてもう一つご紹介したいのがリニューアルした「旅する長崎学〜たびなが〜」。
外国人観光客が各地の教会や文化施設をめぐる映像がとても新鮮な「TABINAGA」。これまでと違った視点で長崎県の魅力を発見できそうです。こちらもぜひごらんください。
※TABINAGA/ https://tabinaga.jp
(文:ヒラモトヨシノリ、イラスト:ナカムラタエ)