Vol.207
2018年7月2日 公開
7月2日は一年のちょうど真ん中の日。早いもので今年も半分が過ぎたんですね。そして今日は、1951年に日本がユネスコに加盟した日でもあります。
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関 United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization)は、諸国民の教育、科学、文化の協力と交流を通じて国際平和と人類の福祉を促進することを目的とした国際連合の専門機関。
1946年11月4日に創設され、現在は195か国(2014年4月時点)が加盟しており、本部はフランスのパリにあります。
戦争が続く1942年、ロンドンで開催された連合国文部大臣会議で、教育や文化の発展を通して戦争の悲劇を再び引き起こさないようにとの願いから設立が検討されたそうです。
そして1945年11月、ロンドンで開かれた連合国教育文化会議で44か国の代表によりユネスコ憲章が起草され、採択されました。
ユネスコの活動は多岐にわたっていますが、その一つが世界遺産登録と保護です。
今年は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に登録されるかどうか注目を集めてきましたが、6月24日からバーレーンで行われていた世界遺産委員会で正式に登録されることが決定しました。
これは、世界遺産登録を目指して一生懸命に取り組んできた皆さんの努力のたまもの。
これからは世界に誇る長崎県の宝としてみんなでしっかりと守っていきたいですね。
(文:ヒラモトヨシノリ、イラスト:ナカムラタエ)