Vol.197
2018年4月23日 公開
4月23日は「子ども読書の日」。子どもの読書活動について関心と理解を深め、子どもの読書への意欲を高めることを目的に制定されたそうです。
子ども読書の日は、シェイクスピアとセルバンテスの命日である4月23日が「世界図書・著作権デー」になっていることにちなんだものといわれています。
シェイクスピアは、イングランドの劇作家で「ハムレット」や「リア王」などの著者として、セルバンテスは近世スペインの作家で「ドン・キホーテ」の作者として知られていますね。
教科書はそっちのけで漫画ばかりを読んでいた少年時代。今さらながらあの頃にもっといろんな本を読んでおけばよかったなぁと思います。
知識は読書の積み重ね、ですもんね。
最近では多くの人たちに興味を持って読んでもらうために、日本の歴史や文学作品を漫画化した書籍が数多く出版されています。
漫画でなくてもいいのですが、世界遺産登録をめざす「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」もその価値をわかりやすく子どもたちに伝えるために、工夫を凝らした副読本のようなものがあるといいかもしれませんね。
ふるさとの宝を受け継いでいくのは彼らなのですから。
子どものときに読んでおくべきだった名作の数々。ちょっと照れくさいけれど、子ども読書の日をきっかけに改めて読んでみるのもいいかもしれませんね。
(文:ヒラモトヨシノリ、イラスト:ナカムラタエ)