1935年にエルヴィス・プレスリーが、1947年にデビッド・ボウイが生まれたことから、今日1月8日は「ロックの日」になっているようです。

6月9日も「ロックの日」といわれていますが、こちらは語呂合わせですから、どちらかといえば今日のほうがリアリティがありますね。

1950年代にアメリカで生まれたロックンロールを起源とするロックミュージック。1960年代以降はイギリスやアメリカなどでさまざまなスタイルに発展しました。

一般的には「エレキギターを使用した音楽」と定義づけられそうですが、実は表現する音楽の方向性や、歌詞の内容がとても重要な要素。そこに反体制的なスピリッツは欠かせないようです。

ロックミュージックは若者のファッション、思考や行動にも大きな影響を与えました。それは、日本人が初めてキリスト教に出会ったときと同じような衝撃だったかもしれません。

1950年代のプレスリー、60年代のビートルズやローリングストーンズ、そしてそのあとに続いた数多くのバンドやシンガーたち。

あなたがもっとも感動し、影響を受けたロックスターは誰ですか。

人類が長い歴史のなかで築いてきた音楽文化。その多様性を享受できることもひとつの平和のあかしといえるのかもしれませんね。

「おらしょーこころ旅」、今年もよろしくお願いします。

（文：ヒラモトヨシノリ、イラスト：ナカムラタエ）