Vol.107
2016年7月18日 公開
海水浴に行かなくなってから何年くらい経つのでしょうか。たぶん子どもが一緒に行こうと言わなくなってからなので、15年、いや20年近くになります。
子どもが小さかった頃は近郊の海水浴場によく出かけました。
浮き袋につかまって一緒に泳いだり、ゴムボートに乗ったり、浜辺で砂遊びをしたり・・・。そんな出来事も今では遠い思い出になってしまいました。
それでは、そのあとも海水浴に行かなかったのはなぜでしょうか。
(1)誰も誘ってくれなかったから
(2)海で泳ぎたいと思わなかったから
(3)水着からはみでたお腹を公衆の面前にさらしたくなかったから
ぜんぶ、正解です。
でも最近になって、泳がなくてもいいから海水浴場に行って波打ち際を裸足で歩いたり、砂浜でビールを飲んでボーッとしたりするのもいいなぁと思うようになりました。
長崎県には数多くの海水浴場があります。そのなかでも日本の快水浴場百選や日本の渚百選などに選ばれている海水浴場は思わずため息が出るくらい美しい景観を見せてくれます。
とくに印象にのこっているのは、若い頃社員旅行で訪れた五島市の高浜海水浴場。その透明感に心奪われたことをおぼえています。
7月18日は海の日。この夏の海水浴プランをたてるには良いタイミングかもしれませんね。壱岐や対馬のビーチもおすすめですが、五島列島に行くなら海水浴に教会めぐりをプラスしてみてはいかがでしょう。さらに味わい深い旅になりそうです。
(文:ヒラモトヨシノリ、イラスト:ナカムラタエ)