おらしょ こころ旅

県央・西彼

妻子別れの石 / さいしわかれのいし

  • 明暦3年(1657)603人の潜伏キリシタンが発覚した大事件「郡崩れ」に関係する。
  • 検挙された翌年に大村牢から200人の武士に厳しく警護され、処刑のため131人が斬罪所に連行された。
  • ここは見送ってきた家族や親戚の人たちと、最後の別れを惜しみ、水盃を交わした所と伝えられる場所である。
  • 悲しみの涙で濡れた石として、またの名を「涙石」といい、今でも苔が生えないといわれている。
  • 戦前までは7個あったが、現在は3個が残っている。
関連する人名・用語
崩れ

[崩れ] 禁教下、厳しい取締や密告によって、キリシタンの信仰組織(集落)が壊れる(崩れる)こと。大規模なキリシタン検挙事件を指し、大村の郡崩れ、浦上崩れ(1〜4番)、五島崩れなどがある。

潜伏キリシタン

[潜伏キリシタン] 禁教時代に、表向き仏教徒として生活し、密かに信仰を継承した信徒たちのこと。

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地図・交通アクセス

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  • 大村駅からタクシー(約10分)

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