- 西彼杵半島西岸の外海地方にある教会堂。大野周辺の26戸の信徒世帯のために出津教会堂の巡回教会として、1893年にド・ロ神父によって建てられたものである。【構成資産グループ/外海の大野集落】
- この教会堂は平屋建てで、風が強い立地に対応して地域で産出する石を、赤土に石灰を混ぜた漆喰で固めた「ド・ロ壁」を北側玄関前に直立させて風よけとした独特の建築様式となっている。
- 石積みは江戸時代より外海地方の家屋で伝統的に用いられており、ド・ロ神父はこの地元の技術を応用し、自らの設計に好んで用いたと考えられる。
- 1926年に南側の司祭室が増築された以外、現在の形状は設計当初のままである。
- この地方で伝統的に用いられてきた民家建築の技術を基本としながら、西洋技術をとりいれた特色ある建築であり、地域の信仰組織を象徴する素朴かつ独特な教会建築である。
- 詳しくは、長崎県総合ポータルサイトをご覧ください。
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JR長崎駅前から大野まで長崎バス(約1時間10分)
→徒歩約10分
※出津教会堂の最寄りのバス停である出津文化村から大野まで長崎バス(約4分)
※バスの時間については、長崎バスホームページをご覧ください。
【JR長崎駅前までのアクセス】
- 飛行機利用の場合
東京(羽田)から長崎空港まで(約1時間45分)、名古屋から長崎空港まで(約1時間25分)、大阪(伊丹・関西)から長崎空港まで(約1時間15分)
→長崎空港から長崎駅前までリムジンバス(県営、長崎バス)(約40分)
※詳しくは、長崎空港ホームページをご覧ください。
- JR利用の場合
東京駅から博多駅まで(約5時間)、名古屋駅から博多駅まで(約3時間20分)、新大阪駅から博多駅まで(約2時間30分)
→博多駅から長崎駅まで(約1時間50分)
※詳しくは、JRおでかけネットをご覧ください。
※詳しくは、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンターのホームページをご覧ください。