おらしょ こころ旅

長崎

馬込教会 / まごめきょうかい

  • 長崎市提供

  • 伊王島いおうじまにおけるキリシタンの歴史は、江戸時代の禁教政策の中を生き抜いたキリシタンたちが天草などの各地から海を渡ってきたのがそのはじまりといわれている。
  • 1865年の信徒発見後、1873年にキリシタン禁制の高札が撤廃され、馬込教会が建設された。
  • 1890年、マルマン神父が漆喰造ゴシック様式の天主堂を建設した。その後、落雷や台風により倒壊したため、1931年に地元の大工を棟梁として建替えられた。
関連する人名・用語
漆喰

[漆喰] 瓦や石材の接着や目地の充填、壁の上塗りなどに使われる建材で、大浦天主堂や出津教会堂などの表面に塗られている。

信徒発見

[信徒発見] まだ禁教が明けていない1865年、長崎の外国人居留地に創建された大浦天主堂において、浦上の潜伏キリシタン数人が約250年ぶりに神父に信仰を告白したできごと。

マルマン(ジョゼフ・フェルディナン・マルマン)

[マルマン(ジョゼフ・フェルディナン・マルマン)] パリ外国宣教会の宣教師。1876年に来日し、奄美・琉球での宣教を経て、1880年に下五島主任司祭として下五島赴任。その後、伊王島、奄美を経て1897年に黒島に赴任し、黒島天主堂の建設に尽力した。

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地図・交通アクセス

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【船】

  • 「長崎港」から長崎汽船 伊王島・高島行きに乗船、「伊王島港」下船(約20分)
  • 「伊王島港」から徒歩(約10分)

【バス】

  • バス停「沖之島教会下」から徒歩(約4分)

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