- ド・ロ神父の設計、鉄川与助の施工管理で1915年に建設された。
- フューレ神父らが司祭館として大浦天主堂の建設に先立って建設した建物の老朽化により、ド・ロ神父らが改めて建設したものである。
- 建物は大浦天主堂の前面に位置し、地下1階をもつ地上3階建てで、北側の切妻部分に煉瓦壁が立ち上がり、他の3面をヴェランダが巡っている。
- 1階は執務室、応接室、食堂など、2階は宣教師の私的な居室、3階は広い一室空間となっている。
- 主構造は煉瓦造り、一部木骨煉瓦造りである。
JR長崎駅前から大浦天主堂下まで路面電車(正覚寺行乗車、築町乗換え、石橋行乗車)(約10分)→徒歩(約5分)
【JR長崎駅前までのアクセス】
※詳しくは、長崎の教会群インフォメーションセンターのホームページをご覧ください。
大野教会堂は、民家造りにもかかわらず、ド・ロ壁や玄関前の風よけなど、
建築的に注目すべき点が多い。