(撮影:松尾順造)
- 平戸島の南東、佐世保港沖に位置する黒島にある教会堂である。【登録資産グループ/黒島の集落】
- 黒島へは18世紀に島外から入植が行われ、入植者の中には外海地方などからの潜伏キリシタンが含まれていた。
- 1865年の大浦天主堂における「信徒発見」の後、黒島の潜伏キリシタンも大浦天主堂を密かに訪れて宣教師と接触した。
- 彼らは宣教師から教理や洗礼について指導を受け、1873年にキリスト教が解禁されると全員がカトリックへ復帰した。
- 復帰当初は、信仰組織の指導者の家を仮聖堂としたが、1880年には信徒たちが竹や松材など、地元で産出する資材を寄付して最初の小さな教会堂が建てられた。
- 1897年に来島したフランス人のマルマン神父の設計で、1900年に現在の教会堂の建設が始められ、1902年に完成し祝別された。
- 国内でも大型の煉瓦造りの教会堂である。
- 詳しくは、長崎県総合ポータルサイトをご覧ください。
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佐世保市相浦港から黒島白馬港までフェリー(約50分)
→徒歩(約30分)
※フェリーについて、詳しくは黒島旅客船有限会社ホームページをご覧ください。
※フェリーは、天候や波の状況などにより時間の遅れや欠航が生じる場合がありますのでご注意ください。
※白馬港そばにある観光案内所「黒島ウェルカムハウス」にて、電動アシスト自転車を貸し出しています。(有料)
【佐世保市相浦港までのアクセス】
- 飛行機利用の場合
東京(羽田)から長崎空港まで(約1時間45分)、名古屋から長崎空港まで(約1時間25分)、大阪(伊丹・関西)から長崎空港まで(約1時間15分)
→長崎空港から佐世保駅前まで西肥バス(約1時間45分)、長崎空港から佐世保駅みなと口まで乗合ジャンボタクシー(約55分)
→佐世保駅から相浦桟橋まで佐世保市営バスまたは西肥バス(約30分)
※飛行機について、詳しくは長崎空港ホームページをご覧ください。
※バスについて、詳しくは佐世保市営バスホームページまたは西肥バスホームページをご覧ください。
- JR利用の場合
東京駅から博多駅まで(約5時間)、名古屋駅から博多駅まで(約3時間20分)、新大阪駅から博多駅まで(約2時間30分)
→博多駅から佐世保駅まで(約1時間50分)
※詳しくは、JRおでかけネットをご覧ください。
※詳しくは、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンターのホームページをご覧ください。