(撮影:日暮雄一)
- 長崎県島原半島の南部にある。
- 自然地形を利用した日本式の山城で、中世に島原半島を支配した有馬氏の居城跡である。
- 有馬晴信は16世紀後半に洗礼を受けてキリシタン大名となり、日野江城にはヨーロッパから宣教師や商人が訪れた。
- 宣教師ルイス・フロイスの1584年の書簡には、「日野江と称する有馬の城があり、ここに有馬殿が住んでいる」とあり、日野江城の名はヨーロッパにも報じられていた。
- 有馬氏の保護のもと、城下ではキリシタン文化が栄え、組織的な信仰が営まれた。
- これまでに本丸、二ノ丸を中心に発掘調査が行われ、当時の建物跡や階段遺構などが確認されている。
- キリシタン大名有馬氏と宣教師との交流の舞台であり、有馬地方に形成されたキリシタンの信仰組織と密接に関わった代表的な遺跡である。
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諫早駅前から北有馬まで島鉄バス(約1時間40分)
→徒歩(約10分)
※バスについて、詳しくは島原鉄道グループホームページをご覧ください。
【諫早駅までのアクセス】
- 飛行機利用の場合
東京(羽田)から長崎空港まで(約1時間45分)、名古屋から長崎空港まで(約1時間25分)、大阪(伊丹・関西)から長崎空港まで(約1時間15分)
→長崎空港から諫早駅前までバス(約30分)
※詳しくは、長崎空港ホームページをご覧ください。
- JR利用の場合
東京駅から博多駅まで約5時間、名古屋駅から博多駅まで(約3時間20分)、新大阪駅から博多駅まで(約2時間30分)
→博多駅から諫早駅まで(約1時間30分)
長崎駅から諫早駅まで(約20分)
※詳しくは、JRおでかけネットをご覧ください。
※詳しくは、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンターのホームページをご覧ください。