おらしょ こころ旅

五島列島

土井ノ浦教会カリスト記念館 / どいのうらきょうかいかりすときねんかん

  • アワビの中央に見える波立った部分を、マリア様として手を合わせていたと考えられている。

  • 教会の敷地には、1624年に55歳で殉教した伝道師カリストをたたえ、「カリスト殉教顕彰碑」が建っている。

  • 若松島の信徒の家から発見された貴重な資料を展示。

  • 土井ノ浦教会 立地

  • 「土井ノ浦教会 カリスト記念館」は、若松わかまつ島の土井ノ浦教会に併設されており、1600年代の潜伏時代からかくれ時代に至るまでの若松地区を中心としたキリシタン関連資料や遺物などが集められている。
  • 木箱に入った十字架と御像、また隠し持っていたオラショなど、どれもキリシタンが大切に受け継いできた貴重なものばかり。海の恵みを信仰の対象としてきたことがわかる「アワビの貝殻」はとても興味深いものである。
  • 若松島で殉教した伝道師「カリスト」の名を冠した記念館で、信仰を貫いた人々の想いを感じてほしい。
関連する人名・用語
オラショ

[オラショ] 16世紀に伝わったラテン語・ポルトガル語の祈りの言葉(oratio) 。

殉教

[殉教] キリスト教の信仰や道徳を捨てるよりも、死を選んで神に命を捧げること。

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