おらしょ こころ旅

島原・天草

浜の城跡 / はまのしろあと

  • 浜の城は中世島原の港に隣接して築かれた。当地を領していた有馬氏の家臣島原純茂が居城としており、フロイス『日本史』によれば、純茂もキリスト教の布教を望んでいたことが記されている。また、純茂によるキリスト教の受容が島原にキリスト教が浸透する契機であったとも記されている。浜の城周辺は、江戸時代の城下町整備や寛政4年(1792)の「島原大変」によって地形が変わっているが、島原へのキリスト教伝播に関わる史跡である。松倉重政が島原城を築城する際には松倉氏の居城となった。

地図・交通アクセス

地図はこちら
  • 島原鉄道「霊丘公園体育館駅」から徒歩7分

この登録資産にかかわりのあるコラム

トップ