大浦天主堂を彩るステンドグラスは、時代ごとに修復されたものを合わせると3種類が混在している。現在のステンドグラスのほとんどは、1879年の改築のときに作られたものだが、1945年、原爆の爆風を正面から受け、入り口の上部分と祭壇奥が割れたため、一部が修復された。また、1990年に発生した台風の被害により、小規模な修理が行われたという。ステンドグラスは色や形が同じでも、製法上まったく同じものを作ることはできない。その一枚一枚に天主堂の歴史が刻まれている。
chronique
Nagasaki Couleurs des vitraux
大浦天主堂を彩るステンドグラスは、時代ごとに修復されたものを合わせると3種類が混在している。現在のステンドグラスのほとんどは、1879年の改築のときに作られたものだが、1945年、原爆の爆風を正面から受け、入り口の上部分と祭壇奥が割れたため、一部が修復された。また、1990年に発生した台風の被害により、小規模な修理が行われたという。ステンドグラスは色や形が同じでも、製法上まったく同じものを作ることはできない。その一枚一枚に天主堂の歴史が刻まれている。
(文章:大浦由美子)
有田焼の磁器タイル、黒島産の御影石・・・。
黒島天主堂の建築に使われた素材にも注目したい。
緻密なドイツ製、色彩のイタリア製、それぞれの美しさを心静かに堪能したい。
太陽の動きを考えたステンドグラスの配置。
光の演出に感動!
ガラスの色が写るものと、写らないもの。
ステンドグラスに施された光のマジック。
受難に耐えた浦上信徒の歴史を物語る場所に再建された新聖堂は、ローマ教皇の来日を前に今の姿になった。
創建当時、大浦天主堂正面にあったバラ窓を
意外なところで発見!
旧五輪教会堂にはステンドグラスはない
ガラスとガラスの間にセロハンをはさんだ信徒たちの思い
2018年、創建から100周年を迎えた田平天主堂。それを機に、創建当時のステンドグラスを案内所に展示。