While visiting the historical and cultural heritage groups related to Christianity,
A discovery trip that also introduces nearby spots that stimulate curiosity.
Now, lets relax, with your feet facing you!
2023.8.23
前回に引き続き小値賀島をぶらり。小値賀島は潜伏キリシタンの歴史を刻む野崎島のほか、遣唐使の時代からアジア貿易の要衝として栄え、後には捕鯨やアワビ漁でも賑わいました。夏は島が一番美しい季節。自然の風景を楽しみながら、小値賀の歴史スポットをたずねました。
2023.8.16
夏と言えば島旅、ということで小値賀島をぶらりと散策。小値賀島は属島の野崎島の集落跡が世界遺産の構成資産にもなっている信仰の島。野崎島の野首集落に立つ旧野首教会が有名ですが、野崎島が無人島になってからは、小値賀の祈りの場は小値賀教会堂になり、今も厳...
2023.8.9
前回の大島から、明治時代に造られた石原岳堡塁へ立ち寄って、横瀬浦公園へ。全く雰囲気の違う2つの公園ですが、どちらもそれぞれに歴史があり、散策しながら心に感じるものがある公園です。特に、横瀬浦公園一帯は今回紹介した以外にもキリシタンゆかりのスポットが...
2023.8.2
西彼杵半島から橋でつながっている大島を抜けると、崎戸島に入ります。崎戸も風光明媚な島で見所がたくさん。また、大島のもう一つの教会、太田尾教会は現在の中村大司教を輩出した教会で、今も熱心な信徒さんによって信仰が守られています。美しい教会堂も見る価値...
2023.7.26
西彼杵半島と橋でつながっている大島は、かつて炭鉱で栄えた島。炭鉱に働きに来る人たちの中にはカトリックの人たちも多く、昔からあった太田尾教会の巡回協会として約60年前に建てられたのが間瀬(ませ)教会堂。公共施設や商店街などがある賑やかな場所にあります。
2023.7.19
16世紀に天正遣欧少年使節の一員としてローマに渡った中浦ジュリアン。西洋の文化を学んで帰国した後は、禁教期にも関わらず宣教活動を続けました。最後は捕らえられ西坂で殉教しますが、ジュリアンの偉大な功績は今も語り継がれています。今回はそんなジュリアン...
2023.7.12
今回は、佐世保中心部のベイエリア、鹿子前の九十九島パールシーリゾートから九十九島の絶景ポイントを訪ねます。その途中で訪ねる鹿子前教会堂や船越教会堂は、黒島や平戸、五島から移住した信徒や、軍関連や漁業に携わる信徒が増加したため、1950年代に創建された...
2023.7.5
19世紀半ばに五島や外海、田平などから信徒が移住してきた神崎地区。昭和5年に建てられた教会は、異国情緒を漂わせるゴシック様式で「神崎天主堂」と呼ばれ、県内の天主堂の中でも美しい教会として知られていました。老朽化の為に2004年に新築された現教会も荘厳な造...
2023.6.28
褥崎(しとねざき)教会は、一説には、島原・天草一揆に敗れて五島へ逃れた信徒がキリシタン弾圧の追及をさらに逃れてこの地に住み着いた人たちの子孫とも言われています。明治になって信仰が自由になると、最初浜辺に民家風の聖堂を持ち祈りをささげていたそうですが...
2023.6.21
県北のカトリックの教会は、外海や平戸、五島などの潜伏キリシタンを先祖に持つ信徒たちが移住して建てたものがほとんどです。今回訪ねた大加勢教会も1930年頃外海などから鹿町の炭鉱で働く信徒が集まりはじめ、1931年に約16戸の信徒によって初代の教会が建てられま...
2023.6.14
その昔、長崎県北部から佐賀県北部の海を仕切っていた水軍、松浦党。「海の武士団」とも呼ばれ、源平合戦の壇ノ浦の戦いでは平家方の水軍の主力となったことが記録されています。現在の松浦市は火力発電所とアジを代表とする水産物の宝庫。また市内には移住者によっ...
2023.6.7
松浦鉄道の西木場駅にほど近い場所にある西木場教会堂は、1936年に聖フランシスコ・ザビエル渡来400年記念事業として建てられました。設計は教会建築で有名な鉄川与助です。教会の近くには教会が運営する保育園やおつげのマリア修道会などもあり、一帯は厳かな祈りの...
2023.5.31
平戸市から松浦市に向かう松浦鉄道沿いに広がる静かな里山には、明治期に黒島や五島、外海などから移住した潜伏キリシタンの子孫がつくった教会堂が点在します。今回訪れた福崎教会堂もその一つで、今は巡回教会になっていますが、炭鉱が栄えていた頃は多くの信徒た...
2023.5.24
平戸市の入口の田平地区には前回ご紹介した田平天主堂の他に、平戸口教会と福崎教会があります。どの教会も、潜伏キリシタンの子孫が移住してできた教会です。今回は平戸瀬戸を見下ろす平戸口教会と、禁教期に火刑によって殉教したカミュロ・コンスタンツォ神父ゆか...
2023.5.17
平戸大橋のたもとに広がる平戸市田平町にある田平天主堂は、明治期に黒島や外海の信徒たちが移住してできた瀬戸山集落に立っています。現在は建物の老朽化でモルタルが一部落下したため、一般の観光客は内部の見学はできなくなっていますが、外観を眺めるだけでもそ...
2023.5.10
平戸島の安満岳を中心として防風石垣や石塀を備える春日、獅、根獅子、宝亀、田崎、神鳥、紐差の集落は、かくれキリシタンの伝統を引き継ぎつつ、島ならではの伝統的な生活が営まれているということで「平戸島の文化的景観」に指定されています。今回はその中から宝...
2023.5.3
キリスト教とゆかりの深い長崎県ですが、その始まりは1551年、フランシスコ・ザビエルが平戸に来航し、松浦家の家臣らにキリスト教を伝えたことに始まります。当時は南蛮貿易で栄え、「天門寺」という教会堂も建てられ、外国人宣教師が行き交っていた平戸。今回は、...
2023.4.26
キリスト教とゆかりの深い長崎県ですが、その始まりは1551年、フランシスコ・ザビエルが平戸に来航し、松浦家の家臣らにキリスト教を伝えたことに始まります。当時は南蛮貿易で栄え、「天門寺」という教会堂も建てられ、外国人宣教師が行き交っていた平戸。今回は、...
2023.4.19
今回は、世界遺産巡礼のゴールとなる巡礼路35、茂木港から旧茂木街道を歩き、鍋冠山や南山手で長崎の美しい風景を眺めながら、キリスト教史上の奇跡といわれた「信徒発見」の舞台、大浦天主堂をめざします。大浦天主堂は、創建当時は、居留地に住む外国人のために建...
2023.4.12
今回は、世界遺産巡礼ⅴ「キリスト教繁栄と島原・天草一揆の道」の巡礼路34の後編、頼山陽公園から島原・天草一揆のもう一つの舞台、富岡城を経由し、富岡港をめざします。富岡城内には、苓北町の歴史を紹介する展示物の他、キリスト教の迫害で処刑されたアダム荒川を...