While visiting the historical and cultural heritage groups related to Christianity,
A discovery trip that also introduces nearby spots that stimulate curiosity.
Now, lets relax, with your feet facing you!
2024.1.17
島原といえば松倉氏が築いた島原城が有名ですが、キリスト教が伝わった戦国時代には、有馬氏の家臣島原純茂によって「浜の城」が港に隣接するように築かれていました。その後は、島津・有馬連合軍が龍造寺軍を破った「沖田畷合戦」の舞台の一つにもなりました。
2024.1.10
2022年の土砂災害を乗り越え、新しいホテルや店もオープンしている雲仙。その中心の観光名所でもある雲仙地獄は、1627(寛永4)年から1631(寛永8)年まで雲仙の焦熱地獄で、キリシタンに信仰を棄てさせるための拷問と処刑がおこなわれた記録があります。今回は夕暮...
2023.12.27
前回、悲運ともいえるキリシタン城主、ジョルジュ結城弥平治の足跡をたどりながら金山城跡を訪れ、今回はその近くの狸山まんじゅうからスタート。雲仙殉教者の歴史が残る雲仙教会堂を訪れました。1627年から1632年まで、雲仙地獄は厳しい禁教政策の中、殉教の舞台と...
2023.12.20
有明海に面する雲仙市国見町の山手にある金山城跡(別名結城城跡)は、17世紀初頭、キリシタン城主として晩年を信仰に生きたジョルジュ結城弥平治によって築かれた山城です。秋晴れの中、美しい有明海の眺望や人気のスイーツも楽しながら、城跡を訪ねてみました。
2023.12.13
1590年のフロイスの記録に千々石の司祭館の管轄にある「野井」という地は、現在の愛野教会がある一帯を指すと言われています。当時はキリスト教が栄えましたが、その後の禁教政策の中で信徒はいなくなったと言われています。今回は美術館や可愛い愛の駅などを訪ねた...
2023.12.6
島原・天草一揆は1638年4月12日に一揆軍が全員討ち死して終焉を迎えましたが、一揆勢の首は3分割して、長崎の西坂と天草の苓北町富岡、そして雲仙市愛野町(旧愛津村)に埋祀したとも伝えられています。現在、その場所には小さな円墳があり、一揆の初め一揆軍とこれ...
2023.11.29
国内にあるキリシタン墓碑の中でも、和洋折衷の碑銘がある川棚町のキリシタン墓碑はとても珍しく、美しいといわれています。今回は、この美しいキリシタン墓碑を見学後、九州のマッターホルンといわれる虚空蔵山の山並みや大村湾を望む大崎半島等、川棚町の美しい景...
2023.11.22
東彼杵郡に唯一存在するカトリックの教会が川棚教会。1950年、オーストラリア人フリン神父によって教会が始まり、現教会堂は1966年に建てられました。今回はコスモスなどの秋の草花が美しい日向(ひなた)の棚田を散策後、美しいマリア像と日本二十六聖人の最年少、...
2023.11.15
かつて大村領だった波佐見。1600年代はキリスト教が栄え、原マルチノのような偉大な司祭も生み出しています。禁教期以降、キリスト教の信者はいなくなり、現在も教会などの施設はありませんが、野々川集落の墓地に残るキリシタン墓碑の存在に、はるか昔のキリシタン...
2023.11.8
天正遣欧少年使節の一人、原マルチノは波佐見の出身と伝えられ、波佐見町総合文化会館(ウェイブホール)の敷地内にりっぱな銅像が建てられ、その功績が讃えられています。今回は改めて、原マルチノの銅像を訪ねた後、収穫後ののんびりした鬼木の棚田に足をのばして...
2023.11.1
波佐見町は、安土桃山時代、日本初のキリシタン大名、大村純忠が領する波佐見村として大村領となり、キリスト教が広まりました。江戸時代からは焼き物の産地として栄え、今もたくさんの窯元が魅力ある商品を作り出しています。今回は波佐見の焼き物の里を巡りながら...
2023.10.25
日本初のキリシタン大名、大村純忠の本拠地であった大村市。今回訪れた帯取殉教地は大村で初めてキリシタンが殉教した地として知られ、最後に立ち寄った宝生寺跡は、純忠が領内の寺社を破壊した時に宝生寺は残して司祭館とし、脇に大きな教会堂を建立した場所で、純...
2023.10.18
キリシタン大名、大村純忠の居城のあった大村は、今も市内各地にキリシタンゆかりのスポットが存在しています。今回訪ねた今富のキリシタン墓碑は、元々「慶長十九年」(1614年)に建てられたものですが、キリシタン禁教時代に入り取り締まりが厳しくなったため、墓...
2023.10.11
千々石ミゲルの墓からのどかな県道を通って、大村市の鈴田牢跡をめざしました。鈴田牢は、1617年7月から1622年9月までの5年間、長崎奉行所に捕えられた宣教師や信者35人が閉じ込められた場所で、非常に狭い鳥かごのような牢屋だったと伝えられています。
2023.10.4
大村湾の南部沿岸に位置する諫早市多良見町は、全国的にも知られる「伊木力みかん」の産地。一帯の山々にはみかんの段々畑が広がり、今の季節は穫れたてのみかんが直売所で販売されています。みかんの香りが漂う伊木力地区に、天正遣欧少年使節の一人で数奇な人生を...
2023.9.27
五島市岐宿町にある魚津ヶ崎(ぎょうがさき)。西海国立公園内に位置し、遣唐使船寄泊地として歴史に名を記す岬にある大自然を満喫できるレジャー公園。大パノラマで数々の島と海を一望できます。今回は、ここから車で10分ほど走って、下五島では堂崎天主堂に次いで...
2023.9.20
水ノ浦教会の歴史は、江戸時代末期に大村藩領から移住した潜伏キリシタンのうち、5人の男性とその妻子らの移住にはじまります。教会には、外海からキリシタンが移住したとき、船底の重りとして運んできた温石(結晶片岩)が今も残っています。今回は温石を探しながら...
2023.9.13
キリシタン迫害の中でも最も悲惨な事件の一つである五島崩れ。五島崩れの時、三井楽でキリシタンであることが発覚した人々は、代官所で拷問を受け、岳の信徒の家が仮牢となって投獄されました。現在、牢屋跡には、信仰を守り抜いた先祖の遺徳を偲ぶ碑が立てられてい...
2023.9.6
記録では1797年に大村藩から移住して来たといわれている三井楽の潜伏キリシタンたち。五島キリシタンの信仰を最も長く刻んだ地ともいわれています。現在の三井楽教会は、三井楽町嶽地区にあるため、地元の人々は「岳の教会(たけのきょうかい)」と呼んでいました。
2023.8.30
この夏、何度となく計画し、その都度悪天候で延期になっていた五島ぶらり取材。今回、満を持して行って来ましたが、福江港に着いたとたんに雨。でも、雨が降り注ぐ夏の五島も風情があり、しっとりと静かに巡礼ができました。テレビドラマ「ばらかもん」でも度々登場...