おらしょ こころ旅

Casual excursion

Nagasaki: Course list

  • 2025.2.26

    本蓮寺に残る南蛮井戸

    南蛮井戸とは、キリスト教の布教期に南蛮人(ポルトガルの宣教師)が使用した井戸のこと。県内にはいくつかの南蛮井戸跡がありますが、今回は長崎駅近くにある本蓮寺の南蛮井戸の跡を訪ねてみました。今から約450年前、この地にはサンジョアン ・バウチスタ教会があ...

  • 2025.2.19

    長崎奉行所の周りをぐるっと歴史散策

    長崎県のキリシタンにまつわる貴重な歴史資料を多数収蔵する長崎歴史文化博物館。周辺には、長崎最古の公園で、県の郷土資料館や山のサンタマリア教会跡がある長崎公園や近くの桜町小学校にはサント・ドミンゴ教会跡資料館、また少し歩くと江戸時代の「きりしたんこ...

  • 2025.2.12

    長い岬の物語をたどって

    一昨年に開港450周年を迎えた長崎港。旧県庁のあたりは長い岬の先端だったところで、開港の翌年、翌年の1571年、イエズス会宣教師によって岬の教会(サン・パウロ教会)が建てられました。また、そこからすぐの場所には、日本が鎖国だった頃に唯一西洋との貿易を行って...

  • 2025.2.5

    2月5日…、中町教会堂から西坂の丘へ

    今から428年前の1597年2月5日に、豊臣秀吉の命によって26人のカトリック信者が長崎の西坂の丘で殉教しました。毎年、この日の前に西坂公園で殉教祭(殉教記念ミサ)が行われ、今年は2月2日(日)に開催されました。今回は、殉教祭を間近に控えた1月下旬、西坂で殉教し...

  • 2025.1.29

    ランタンフェスティバルで賑わう新地から大浦へ

    新地は世界遺産の大浦天主堂がある旧居留地のお隣。1月中旬になると、長崎市の冬の一大イベント、ランタンフェスティバルの開催を前に灯籠の取り付けや設置等が行われ賑わいを増します。今回はランタンフェスティバルのメイン会場でもある新地中華街周辺から大浦界隈...

  • 2025.1.22

    オランダ坂から聖コルベ館へ

    長崎市東山手にあるオランダ坂は、明治初期の外国人居留地だった時代、オランダさん(外国人の総称)が教会へ行くために造られた坂道です。今回は当時をしのびながら石畳の坂道をたどり、大浦天主堂へ登る坂道の途中にある、マキシミリアノ・マリア・コルベ神父ゆかり...

  • 2024.9.4

    キリスト教の歴史と被爆の歴史を伝える山王神社

    浦上地区のラストは、浦上街道沿いの山王神社へ足を延ばしました。被爆クスノキや被爆して1本になった二の鳥居などが有名ですが、その昔、豊臣秀吉の時代には、キリスト教の弾圧を受けた26人の信徒や聖職者たちが処刑される西坂へと向かう途中に休憩をとった場所とい...

  • 2024.8.28

    信仰の歴史と原爆。浦上の歴史をたどる資料館へ

    浦上地区には、日本に蒔かれたキリスト教の種が250年の厳しい迫害に堪えて長崎で復活した歴史と原爆が落とされた第二の都市であるという二つの歴史があります。その二つの歴史を紹介した資料館が浦上キリシタン資料館。浦上を訪れたなら、ぜひ足を運んでほしいスポッ...

  • 2024.8.21

    世界平和を祈りながら浦上散策

    8月の平和記念式典前日、世界平和を発信する平和公園を訪ねました。それから原爆遺構が数々残る浦上天主堂へ。戦争や宗教弾圧の無い平和な日々のありがたさを改めて感じながら、さんさんと輝く太陽の下を歩きました。

  • 2024.8.14

    永井坂を登って「あの子らの碑」がある山里小学校へ

    隣人愛による恒久平和を訴え、願い続けた永井隆博士は、潜伏キリシタンの末裔である妻と出会ったことで自らもカトリックとなりました。今回訪れた浦上地区の山里小学校は原爆遺構が残る他、永井隆作詞の「あの子」を今も歌い継いでいます。

  • 2024.8.7

    出津集落を訪ね、「沈黙の碑」から青い海を一望

    外海の出津集落は、潜伏キリシタンゆかりの地であり、明治初期に赴任したフランス人のド・ロ神父が信徒たちの暮らしを助けるために生涯をかけてさまざまな貢献をした地でもあります。また、作家・遠藤周作の代表作「沈黙」の舞台としても知られています。

  • 2024.7.31

    バスチャン屋敷から出津集落へ

    バスチャンは伝説の日本人伝道士で、外海や浦上や五島の人々が日繰りや予言などを残した人物として語り伝えられている人物です。今回は、バスチャンが役人に見つからないように隠れていたと言われる屋敷跡へ足をのばしてみました。蒸し暑い夏の日、森の中のひんやり...

  • 2024.7.24

    野道にあるド・ロ神父の墓から牧野教会へ

    明治初期、キリスト教が解禁されたばかりの外海へ赴任し、外海の貧しい人たちを救うために私財はもちろん、全身全霊を傾けたフランス人のド・ロ神父。外海にはド・ロ神父の功績がうかがえるたくさんのスポットがあります。そのスポットをめぐる前に、ド・ロ神父のお...

  • 2024.7.17

    美しいハス園を見て、木漏れ日が降り注ぐ枯松神社へ

    江戸時代、長崎から遠く陸の孤島と呼ばれた外海には多くのキリシタンが潜伏し、信仰を守り続けました。江戸後期には、新天地を求めて3000人以上もの信徒が五島に移住し、そこからまた各地へ移り住んで行った信徒たちも多く、外海はキリシタンのふるさとと呼ばれてい...

  • 2024.5.8

    長崎市戸町に残る次兵衛神父の隠れ家へ

    江戸時代、禁教令による厳しい弾圧の中、多くのキリシタンの信仰を支えた日本人司祭トマス次兵衛(別名:金鍔次兵衛)。次兵衛神父が潜伏していた隠れ家として伝承されている場所は外海の山奥の岩洞窟が有名ですが、実は長崎市南部の戸町にも次兵衛神父が隠れ家として...

  • 2024.5.1

    2隻の豪華客船を眺めながら南山手の丘へ

    新型コロナの影響もほぼ無くなり、長崎港には続々と観光船が入港するようになりました。歴史を遡れば、日本初のキリシタン大名によって海外に開かれた長崎港。今回は春風にのって入港した客船を眺めながら、長崎を代表する観光地の一つでもある大浦天主堂と、その周...

  • 2024.4.24

    長崎市唯一の城下町、深堀にある教会へ

    江戸時代、現在の長崎市の中心部は江戸幕府の直轄地(天領)でしたが、深堀地域をはじめ長崎港口にある神ノ島、香焼島、伊王島、高島および外海の樫山、黒崎、出津などは佐賀藩深堀鍋島家が領していました。佐賀藩は大村藩よりも取り締まりが緩かったこともあり、多く...

  • 2024.4.17

    遥か大海原にアンジェラスの鐘が響く、善長谷教会へ

    長崎市深堀地区にある標高350mの城山の山麓、大籠町(おおごもりまち)にある善長谷教会。高台に建つ教会からの眺望は、遮るものが何ひとつない180度の大海原で、「沈黙」の作者、遠藤周作も愛した風景です。禁教期、樫山の潜伏キリシタンの6家族が旅芸人を装いなが...

  • 2024.4.10

    祈りの島・伊王島で岬めぐり

    前回は天草の海に浮かぶ湯島を紹介しましたが、今回は長崎の中心部から約30分、気軽に行ける伊王島をご紹介。今はリゾートホテルが立ちとても賑やかな島になりましたが、天草や外海、三重、樫山などから移住した潜伏キリシタンが密かに祈りを捧げていた歴史があります。

  • 2023.4.19

    世界遺産巡礼のゴール。旧茂木街道を歩き、「ふらんす寺」へ

    今回は、世界遺産巡礼のゴールとなる巡礼路35、茂木港から旧茂木街道を歩き、鍋冠山や南山手で長崎の美しい風景を眺めながら、キリスト教史上の奇跡といわれた「信徒発見」の舞台、大浦天主堂をめざします。大浦天主堂は、創建当時は、居留地に住む外国人のために建...

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