おらしょ こころ旅

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  • 2024.10.2

    久賀島巡礼の最後は、浜脇教会と平山亀吉ゆかりの田ノ浦神社

    平山亀吉とは、明治初期に建てられ世界遺産の構成資産の一つでもある旧五輪教会堂を作った大工で、教会建築を学ぶために長崎の大浦天主堂にも出向いています。その平山亀吉の名前が刻まれた石灯篭がある田之浦神社や久賀島のカトリックのシンボルである浜脇教会を見...

  • 2024.9.25

    絵踏みが行われた猿田彦神社を訪ね、深浦集落へ

    前回訪ねた旧藤原邸(現在の久賀島観光交流拠点センター)のお庭を拝観後、禁教期に絵踏みが行われた猿田彦神社を参拝。その後、1868年(明治元年)、久賀島内の信徒たちが捕らえられ、残酷な責め苦を受けた牢屋の窄殉教記念教会を対岸に眺めながら、久賀島におけるキ...

  • 2024.9.18

    折紙展望台から、武家屋敷を活用した久賀島観光交流センターへ

    「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つである久賀島を一望するのが折紙展望台。島の住民がコツコツと手作りしたという、郷土愛が詰まった展望台です。また、久賀島観光交流センターは久賀島の旧家、藤原家のお屋敷を活用したもので、風情ある...

  • 2024.9.11

    映画「きみの色」の舞台となった旧五輪教会堂へ

    「映画けいおん!」や「映画 聲の形」等のヒット作を手掛けたアニメ―ション監督・山田尚子の最新作『きみの色』が8月30日より全国公開中。映画には、長崎県ならではの景色がモデルとなって多数登場しますが、今回はその中から主人公たち3人のバンドの練習場所として...

  • 2023.9.27

    雨の中、魚津ヶ崎公園からレンガ造りの楠原教会へ

    五島市岐宿町にある魚津ヶ崎(ぎょうがさき)。西海国立公園内に位置し、遣唐使船寄泊地として歴史に名を記す岬にある大自然を満喫できるレジャー公園。大パノラマで数々の島と海を一望できます。今回は、ここから車で10分ほど走って、下五島では堂崎天主堂に次いで...

  • 2023.9.20

    水ノ浦でキリシタンゆかりの温石を探して…

    水ノ浦教会の歴史は、江戸時代末期に大村藩領から移住した潜伏キリシタンのうち、5人の男性とその妻子らの移住にはじまります。教会には、外海からキリシタンが移住したとき、船底の重りとして運んできた温石(結晶片岩)が今も残っています。今回は温石を探しながら...

  • 2023.9.13

    岳の牢屋跡から山道を歩いて聖母の大椿へ

    キリシタン迫害の中でも最も悲惨な事件の一つである五島崩れ。五島崩れの時、三井楽でキリシタンであることが発覚した人々は、代官所で拷問を受け、岳の信徒の家が仮牢となって投獄されました。現在、牢屋跡には、信仰を守り抜いた先祖の遺徳を偲ぶ碑が立てられてい...

  • 2023.9.6

    三井楽教会と姫島信仰の碑をたずねて

    記録では1797年に大村藩から移住して来たといわれている三井楽の潜伏キリシタンたち。五島キリシタンの信仰を最も長く刻んだ地ともいわれています。現在の三井楽教会は、三井楽町嶽地区にあるため、地元の人々は「岳の教会(たけのきょうかい)」と呼んでいました。

  • 2023.8.30

    雨の中、三井楽のオレンジロードを走って…

    この夏、何度となく計画し、その都度悪天候で延期になっていた五島ぶらり取材。今回、満を持して行って来ましたが、福江港に着いたとたんに雨。でも、雨が降り注ぐ夏の五島も風情があり、しっとりと静かに巡礼ができました。テレビドラマ「ばらかもん」でも度々登場...

  • 2022.1.26

    五島巡礼の最後は、福江城下をぶらり

    昨年9月から始めた五島巡礼の旅もいよいよゴールの福江港へ。前回訪れた六方の浜から福江の中心部に入り、五島唯一の城下町、福江城下を歩いてみました。そして五島での巡礼の締めくくりは福江教会堂。1962年に市中心部で発生した大火災「福江大火」の時、この教会だ...

  • 2022.1.19

    南河原展望所から六方の浜へ

    五島市奥浦地区にある六方の浜は、昔から平家の落人伝説などが残っている場所です。キリシタン史では、江戸時代後半に、大村藩からの公式移住が1797(寛政9)年から始まり、108人の移住者(潜伏キリシタン)が五島に新天地を求めて、第1歩を踏み出したのが、この六...

  • 2022.1.12

    浦頭教会堂から九州自然歩道を歩いて樫の浦へ

    浦頭教会堂は、大村藩から五島へ移住した信徒たちがいち早く住み着いた平蔵(ひらぞう)地区にあります。移住後、密かに信仰を守っていた信徒たちですが、1868年(明治元)には久賀島に引きつづきキリシタン迫害が本格化した場所です。初代の教会堂が1888年創建され、2...

  • 2022.1.5

    マルマン神父とペルー神父を偲んで奥浦慈恵院跡へ

    明治初期、フランス人神父のマルマン神父は上五島での宣教後、福江島の奥浦地区で布教を始めると共に、恵まれない赤ちゃんを引きとって育てる「子部屋」を設立。マルマン神父転任後、後任のペルー神父によって「養育院」が建てられ、これが五島で3番目の児童養護施設...

  • 2021.12.22

    堂崎天主堂から、おくうら夢のフラワーロードへ

    江戸時代後期、大村藩の外海地方を中心に信仰を守っていたキリシタンの一部は、土地が貧しく、厳しい弾圧を逃れるために、五島藩に移住しました。その開拓移住のキリシタンが最初に住み着いたのが奥浦の周辺といわれています。今回は明治初頭、五島キリシタンの宣教...

  • 2021.12.15

    夏井海岸から奈留教会堂へ

    明治時代、奈留島と周辺地区には葛島と江上の2教会しかなく、最初の奈留教会堂が建ったのは1926年(大正15年)のことでした。その後、1961年(昭和36年)に現在の奈留教会堂が新築され、その12年後には、葛島の島民が集団で奈留島に移転し、信徒の全員が奈留教会の所...

  • 2021.12.8

    潮騒の音を聴きながら、江上天主堂へ

    五島列島のちょうど真ん中ぐらいにある奈留島には、キリスト教の信仰が禁じられていた江戸時代末期、大村藩(外海)から潜伏キリシタンが移住。奈留島の属島である葛島(かずらしま)をはじめ島内各地に分かれて住み、開墾に従事しながら小さな集落を形成していきま...

  • 2021.12.1

    龍観山展望所から大平教会堂へ

    新上五島町の絶景の一つが、若松町にある龍観山展望台からの眺め。九州自然歩道の中通島・若松島ルート上にあり、小島が浮かぶ若松瀬戸を一望できます。そこから山道をしばらく走ると、海沿いに小さな大平集落があります。潜伏キリシタンの歴史がある集落で、住民の...

  • 2021.11.24

    中ノ浦教会堂から若松大橋へ

    新上五島町の教会堂の中でも、特に観光客からの人気が高い教会堂の一つが、中ノ浦教会堂。海辺に映る姿が特徴で「水鏡の教会」とも称され、堂内の花をモチーフにした装飾も特徴的です。また、若松大浦教会堂は、民家のような造りで、復活当時のお御堂の雰囲気をとど...

  • 2021.11.17

    真手ノ浦教会堂から山王山のふもとへ

    古代より海上交通の要衝であり、交易・交流の拠点であった五島の各地には、日本遺産「国境の島 壱岐・対馬・五島~古代からの懸け橋~」の構成資産が点在しています。山王山もその一つで、遣唐使の遺跡が存在する、最澄ゆかりの山岳信仰の山で、山頂には1200年の歴...

  • 2021.11.10

    跡次教会堂から遣唐使船ゆかりの三日ノ浦へ

    新上五島町は、五島市と同じく、中世期には遣唐使船の風待ち港だった歴史があります。今回は、遣唐使船が係留したといわれる「ともじり石」なども残る青方地区を出発し、跡次教会堂を見学後、遣唐使船が3日間滞在したことからその名がついたと言われる三日ノ浦をたず...

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