おらしょ こころ旅

ぶらり旅

キリスト教関連の歴史文化遺産群を訪ね歩きながら、
好奇心を刺激する周辺スポットも紹介する発見の旅。
足の向くまま気の向くまま、さぁ、のんびり行きましょう!

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  • 2025年5月21日 公開

    アンシャンテへ、遠藤文学の言葉とともに思考と視覚の旅

    かつての潜伏キリシタンの集落に立つ黒崎教会周辺を歩いた後、遠藤周作文学館へ。文学館に併設されている「思索空間アンシャンテ」は、青い角力灘を望む静かな空間。現在、写真家・アーティストの叶野千晶さんの写真作品展(5月末まで)が開催されています。

  • 2025年5月14日 公開

    「里阿(りあ)ん」の文字が彫られたキリシタン墓碑

    島原半島は南島原市を中心にキリシタン墓碑が多く発見されていますが、小浜温泉街から少し南にある雲仙市南串山町にも、きれいなキリシタン墓碑が保存されています。レタスの収穫で賑わう里山を眺めながら、「里阿ん」や「慶長十年」の文字が掘られているという板状...

  • 2025年5月7日 公開

    小浜グルメを楽しみながら、キリシタンゆかりの地を訪れる

    禁教期、長崎で捕らえられたキリシタンは茂木港から橘湾を渡って島原半島西岸の小浜の海岸に上陸し、そこから歩いて雲仙地獄に向かったと伝えられています。現在の小浜の海岸は広く埋め立てられ、日本一長い足湯や温泉施設、蒸し釜、お土産品店、ジェラート(写真)の...

  • 2025年4月30日 公開

    殉教祭を前に、雲仙から耳採へ、キリシタンゆかりの道をたどる

    江戸時代、雲仙で殉教したキリシタンは、長崎や島原などで捉えられたあと、拷問を受け殉教したとされる雲仙地獄まで、過酷な山道を歩き続けました。現在、雲仙には殉教者に捧げられた教会が建てられ、小浜方面と口之津方面からの道が合流する地点には説明板が建てら...

  • 2025年4月23日 公開

    新緑の国立公園・雲仙を堪能

    日本初の国立公園として有名な雲仙。四季折々に美しい自然が魅力であると共に、温泉が湧き出る雲仙地獄は、禁教期にキリシタンに信仰を棄てさせるための拷問と処刑がおこなわれた悲しい歴史を秘めています。毎年5月には雲仙殉教祭が執り行われます。

  • 2025年4月16日 公開

    千人塚から殉教者記念富岡教会へ

    天草は1614年のアダム荒川の殉教に始まり、島原・天草一揆に参加した多くのキリシタンが原城や天草の地で命を落としました。このうち、約3300人の首を埋却したといわれるのが首塚(千人塚・富岡吉利支丹供養碑)で、その近くにはプロテスタントの教会が天草殉教者記念...

  • 2025年4月9日 公開

    天草ロザリオ館と大江教会へ

    先週までは天草にキリスト教が伝わり繁栄した時代の歴史をたどって来ましたが、今回の天草ロザリオ館は、天草での潜伏キリシタンの生活・信仰の様子や文化を今に伝えています。近くに立つ大江教会は、キリスト教解禁後、天草で最も早く造られた教会です。

  • 2025年4月2日 公開

    天正遣欧少年使節も学んだコレジヨの跡、天草市河浦町をぶらり

    天草にキリスト教を伝えたアルメイダが上陸し、その生涯を終えた地でもある河浦町。1591(天正19)年には宣教師を育成するコレジヨも設立されました。長崎にコレジヨが移転するまでの約7年間、天正遺欧少年使節の4人をはじめ多くのキリシタンたちが学びました。

  • 2025年3月26日 公開

    正覚寺に残る、キリシタン墓碑とナギの木

    天草市上津浦(こうつうら)は、城主がキリスト教を庇護したため、最盛期には約3500人を超える信徒がいたと言われ、天草の中でもキリスト教が栄えた地区の一つです。上津浦城址に近い正覚寺はかつて南蛮寺(教会)があった場所と言われ、キリシタン墓碑や宣教師が植えた...

  • 2025年3月19日 公開

    島原・天草一揆の激戦地、祇園橋周辺をぶらり

    天草には島原・天草一揆にゆかりのあるスポットが各地にありますが、その中でも有名なのが天草市の中心部にある祇園橋。1637年、天草四郎率いる一揆軍と富岡城番代三宅藤兵衛率いる唐津軍との戦いで、町山口川の祇園橋を挟んでおびただしい死闘が繰り広げられました。

  • 2025年3月12日 公開

    参道の石段に十字の彫りが残る明徳寺へ

    天草五人衆の一人、天草氏の居城、本渡城があった場所には、前回訪れた天草キリシタン館のほか、島原・天草一揆後に、混乱した住民の心を安定させるためと、キリスト教からの改宗を目的に創建された明徳寺があります。興味深い見どころもあり、天草を訪れたなら、天...

  • 2025年3月5日 公開

    天草四郎陣中旗を見に天草へ

    綸子地著色聖体秘蹟図指物(りんずじちゃくしょくせいたいひせきずさしもの)、通称「天草四郎陣中旗」は、寛永14(1637)年に起きた島原・天草一揆において、3万7千人ものキリシタン宗徒を率い、12万の幕府軍と戦った天草四郎が使用した軍旗と伝えられ、今も現存して...

  • 2025年2月26日 公開

    本蓮寺に残る南蛮井戸

    南蛮井戸とは、キリスト教の布教期に南蛮人(ポルトガルの宣教師)が使用した井戸のこと。県内にはいくつかの南蛮井戸跡がありますが、今回は長崎駅近くにある本蓮寺の南蛮井戸の跡を訪ねてみました。今から約450年前、この地にはサンジョアン ・バウチスタ教会があ...

  • 2025年2月19日 公開

    長崎奉行所の周りをぐるっと歴史散策

    長崎県のキリシタンにまつわる貴重な歴史資料を多数収蔵する長崎歴史文化博物館。周辺には、長崎最古の公園で、県の郷土資料館や山のサンタマリア教会跡がある長崎公園や近くの桜町小学校にはサント・ドミンゴ教会跡資料館、また少し歩くと江戸時代の「きりしたんこ...

  • 2025年2月12日 公開

    長い岬の物語をたどって

    一昨年に開港450周年を迎えた長崎港。旧県庁のあたりは長い岬の先端だったところで、開港の翌年、翌年の1571年、イエズス会宣教師によって岬の教会(サン・パウロ教会)が建てられました。また、そこからすぐの場所には、日本が鎖国だった頃に唯一西洋との貿易を行って...

  • 2025年2月5日 公開

    2月5日…、中町教会堂から西坂の丘へ

    今から428年前の1597年2月5日に、豊臣秀吉の命によって26人のカトリック信者が長崎の西坂の丘で殉教しました。毎年、この日の前に西坂公園で殉教祭(殉教記念ミサ)が行われ、今年は2月2日(日)に開催されました。今回は、殉教祭を間近に控えた1月下旬、西坂で殉教し...

  • 2025年1月29日 公開

    ランタンフェスティバルで賑わう新地から大浦へ

    新地は世界遺産の大浦天主堂がある旧居留地のお隣。1月中旬になると、長崎市の冬の一大イベント、ランタンフェスティバルの開催を前に灯籠の取り付けや設置等が行われ賑わいを増します。今回はランタンフェスティバルのメイン会場でもある新地中華街周辺から大浦界隈...

  • 2025年1月22日 公開

    オランダ坂から聖コルベ館へ

    長崎市東山手にあるオランダ坂は、明治初期の外国人居留地だった時代、オランダさん(外国人の総称)が教会へ行くために造られた坂道です。今回は当時をしのびながら石畳の坂道をたどり、大浦天主堂へ登る坂道の途中にある、マキシミリアノ・マリア・コルベ神父ゆかり...

  • 2025年1月15日 公開

    のどかな風景の佐々と小佐々の教会へ

    佐世保市のベッドタウンとして人口が増加した佐々町に2014年5月31日に献堂した佐々町教会は、国道沿いに立っていますが、少し歩くとのどかな田畑とたおやかに流れる佐々川の美しい風景に出会えます。また隣町の小佐々には海沿いに小さな横浦教会が立ち、静かに信仰が...

  • 2025年1月8日 公開

    浅子教会がある海岸沿いをぶらり

    黒島や五島列島から再移住した信徒が多い県北は、海辺に建つ教会堂が多い。今回訪ねた浅子教会堂もその一つで、西海国立公園九十九島を望む波静かな入江に面した小さな木造の教会は、映画のロケなどでも使われる可愛い教会です。年末のクリスマスライトアップも有名...

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