おらしょ こころ旅

Vol.78

2015年の思い出

2015年12月28日 公開

2015年も今日を含めてあと4日。今年もぶらり旅ではいろんな場所を訪れました。

1月から2月にかけてご紹介した平戸市生月で印象的だったのが「ダンジク様」。ダンジク様とは、断崖下のダンジク(暖竹)の茂みに隠れていた夫婦と子ども一人のキリシタン家族が殉教した場所で、そこまで続く壁のような急斜面の坂道には正直まいりました。

2月から3月は長崎市大浦地区。今年は世界宗教史上の奇跡ともいわれる「信徒発見」から150周年という記念すべき年。その舞台となった大浦天主堂を訪ねる旅は感慨深いものがありました。

4月のぶらり旅は、キリシタン弾圧の悲しい歴史が息づく大村市、5月、6月は小値賀島と野崎島。野首集落跡から舟森集落跡までの里道の厳しかったこと。歩くのが遅くて同行していただいた方々にご迷惑をおかけしました。

7月、8月は五島市。久賀島に上陸し山道を歩いて行った旧五輪教会。その学び舎のような素朴なたたずまいと静かな波の音が今も心にのこっています。

8月から9月は長崎市本原地区。10月は松山地区、そして本河内地区。11月、12月はキリスト教の伝来と繁栄の時代を物語る南島原市。多くのキリシタン墓碑を訪れながら晩秋のまちを満喫したのでした。

発見と感動と学びにあふれた一年が過ぎようとしています。

今年もウェブサイト「おらしょーこころ旅」をご覧いただきありがとうございました。来年も心温まる話題をお届けしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

(文:ヒラモトヨシノリ、イラスト:ナカムラタエ)

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