おらしょ こころ旅

Vol.74

ザビエル記念日

2015年11月30日 公開

明日から12月、もう師走ですね。「師」が「走る」と書いて師走。一般的には先生やお坊さんが走り回るくらい忙しい月ということですが、毎年エンジンがかかるのがどうしても12月中旬すぎになってしまうのは私だけでしょうか。

書類の整理や年賀状の準備、年末の挨拶に大掃除とクリアしなければならない課題満載の忙しい毎日。でも、「忙しい」の「忙」は「心」を「亡くす」と書きますので、忙しいのもほどほどにしておきたいものです。

さて、明日12月1日は映画の日ですが、12月3日がフランシスコ・ザビエルの記念日であることはご存じでしょうか。フランシスコ・ザビエルといえば日本に初めてキリスト教を伝えた人物。教科書のザビエル像を思い出す人も多いでしょうね。

ザビエルは、1506年、スペインのナバラ王国で生まれ、パリ大学在学中、のちにイエズス会初代総長となるイグナチオ・デ・ロヨラらと出会い、イエズス会創立メンバーの一人となりました。

その後、宣教のために東洋へ派遣され、1549年に日本に上陸。各地で布教活動を行い、1552年には中国上川島(サンシャン島)に到着するのですが、熱病にかかり12月3日に亡くなってしまいます。そう、記念日である12月3日は彼の命日だったのです。

ザビエルが三度訪れたという平戸の丘の上には、1931年に建てられた平戸ザビエル記念教会があり、12月6日にはここで平戸ザビエル祭が行われるそうです。

師走の慌ただしい時期ですが、平戸まで足をのばし、温泉に入って旬の料理を味わい、ザビエルの足跡にふれてみるのもいいかもしれませんね。

(文:ヒラモトヨシノリ、イラスト:ナカムラタエ)

おらしょ通信一覧
トップ