おらしょ こころ旅

Vol.272

ラグビーワールドカップ

2019年10月7日 公開

9月20日からラグビーワールドカップ2019日本大会が開催されています。

試合会場やキャンプ地が全国に広がっていることから、地元での盛り上がりもすごいのでしょうね。

そんな中、スコットランドチームの公認キャンプ地である長崎市では、すでにさまざまな交流事業が行われたようです。

スコットランドは、幕末の長崎で近代化に貢献した貿易商トーマス・ブレーク・グラバーの出身地で長崎とゆかりの深いことでも知られています。

グラバーは1859年に長崎にやってきて、1861年にグラバー商会を設立。幕府や各藩に武器や船舶を販売するなど、明治維新の成立に大きな影響を与えました。

旧グラバー住宅が完成したのは1863年。この建設に携わったのが天草出身の大工 小山秀之進で、翌年に誕生した大浦天主堂の建設を請け負ったのも彼だといわれています。

世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産である旧グラバー住宅と、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」のひとつである大浦天主堂。

長崎市南山手に建つ二つの建物が世界文化遺産に登録されたことは、地元の皆さんにとって誇りを感じる嬉しい出来事だったのでしょうね。

さて、現在開催中のラグビーワールドカップは、今週も兵庫県神戸市、埼玉県熊谷市、静岡県、大分県などで熱戦が繰り広げられます。

そして13日(日)には神奈川県横浜市で日本対スコットランドの試合が行われます。

グラバーさんが生きていたら、どちらを応援するのでしょうね。

(文:ヒラモトヨシノリ、イラスト:ナカムラタエ)

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