おらしょ こころ旅

Vol.184

カレーライス

2018年1月22日 公開

今日は「カレーライスの日」。1982年、全国学校栄養士協議会が1月22日の給食のメニューをカレーにすることを決定し、全国の小中学校で一斉にカレー給食が提供されたことにちなんで定められたそうです。

カレーの調理法が初めて日本に紹介されたのは、1872年に出版された『西洋料理指南』という書物。この翌年にはキリスト教禁教の高札が撤廃されていますから、西洋化の波は暮らしのさまざまな分野に広がりはじめていたのでしょう。

『西洋料理指南』にはカレーに使用する食材として、ネギ、ショウガ、ニンニク、エビ、タイなどとともにアカガエルがあげられているそうですが、これはちょっと遠慮したいですね。

その後、札幌農学校(現在の北海道大学)で教べんをとっていたクラーク博士が学生たちの栄養状態を改善するためにカレーを採用。当時、栽培技術を学ぶために育てていたジャガイモやタマネギ、ニンジンを使用したそうです。

日本でカレーが一般家庭に広がっていったのは、海軍が軍隊食にカレーライスを取り入れたのがきっかけだといわれています。

そういえばカレーは合宿やキャンプなど、大勢でわいわいと食べるイメージがありますし、そのほうがよりおいしく感じますよね。

主食がご飯ではなくコッペパンだったことから、カレーライスよりもカレーシチューが多かった昭和30年代の給食。

その時代に想いをはせるたびに、豚肉とにらめっこして涙していた同級生や、その様子を見ていた僕に「カトリック信者の人たちは金曜日には肉を食べんらしかよ」とおしえてくれた友達のことを思い出すのでした。

(文:ヒラモトヨシノリ、イラスト:ナカムラタエ)

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