おらしょ こころ旅

Vol.154

伴天連追放令

2017年6月19日 公開

コラムのテーマやヒントを見つけるために、今日は何の日だろうと、インターネットで検索をするようになってからもうずいぶんたちます。

そうして見つけた記念日の中には、史実に基づいて制定されたものもあれば、ちょっと無理のある語呂合わせで押し切ったようなものもあり、感心したり、あきれたりしながら楽しんでいます。

このコラムを書くにあたってもあらかじめ調べてみたのですが、今日は豊臣秀吉が伴天連(バテレン)追放令を発令した日です。

九州平定後、筑前箱崎(現在の福岡県福岡市東区)に滞在していたとき、長崎がイエズス会領になっていることを知った秀吉はこれに驚き、宣教師の退去と貿易の自由を宣告する文書をポルトガル側の通商責任者に手渡して宣教の制限を表明したそうです。

天正15年6月19日(1587年7月24日)のことでした。

そして驚いたのは、その原本が平戸市の松浦史料博物館に所蔵されているということ。「松浦家文書」に収められている6月19日付の五か条の文書がそれだというのです。

伴天連追放令については、昭和8年(1933年)、伊勢神宮の神宮文庫から発見された「御朱印師職古格」の中の11か条の覚書をこれに含めることもあるそうですが、いずれにしても貴重な資料が県内に存在するというのはなんとも誇らしいものです。

さて、伴天連追放令とはどんなものなのでしょうか。

この続きは次回のお楽しみ。それではまた来週!

(文:ヒラモトヨシノリ、イラスト:ナカムラタエ)

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