おらしょ こころ旅

Vol.146

歴史に学ぶ

2017年4月24日 公開

「鳴くよ(794)うぐいす平安京」「いい国(1192)つくろう鎌倉幕府」など、語呂合わせでおぼえた日本史の年号と出来事。懐かしいですね。

放課後、友人たちとこれらを唱えながら帰るのは楽しかったけれど、どうして年号や出来事をおぼえなければならないのか、当時は疑問に思っていました。

だから授業中は上の空。時間が進むにつれて眠気がおそってきて、やがてまぶたとともに頭のなかのシャッターが静かにおりてしまうのでした。

物事には存在する理由があり、そのルーツをさぐることが本質を知ることにつながる。そして新しいものを生みだすヒントにもなる。歴史を学ぶ大切さを知ったのは社会人になってからのことでした。

どうしてキリスト教は禁じられたのか、なぜ信徒たちは潜伏することになったのか。世界遺産登録をめざす「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」についてのさまざまな疑問を解明する答えも歴史のなかにあります。

日本のキリシタン史のなかで重要なポイントとなるフランシスコ・ザビエルの来日や島原・天草一揆。この二つはどうやっておぼえたらよいのでしょうか。こちらがその一例です。

イチゴよく(1549)食うザビエル来日
人、無惨な(1637)、島原・天草一揆

ザビエルがイチゴ好きだったかどうかは不明ですが、なるほど、うまいこと考えるもんですね。

(文:ヒラモトヨシノリ、イラスト:ナカムラタエ)

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