おらしょ こころ旅

Vol.145

ほどほどの長寿をめざして

2017年4月17日 公開

今日は、なすび記念日。4(よ)1(い)7(な)で「よいなす」の語呂合せと、なすが好物だった徳川家康の命日であることから制定されたようです。

なすは夏野菜という印象がありますが、今では丸いものや長いもの、青なすや白なすなど種類も多く一年中作られているんですね。

駿府にいた頃、家康は折戸(おりど)なすを粕漬けにして食していたらしく、

ゆかりの地である静岡市清水区の小中学校では、家康が好きだった折戸なすを使った料理や麦ご飯を給食で提供しているそうです。

剣術、砲術、弓術、馬術などの武術に長け、『論語』や『史記』を愛読し、鷹狩り、薬づくり、囲碁、将棋など多くの趣味を持っていたという家康。

彼が亡くなったのは、江戸幕府が全国にキリスト教禁教令を発布した2年後の1616年。鷹狩りにでかけた先で倒れ、その後、駿府城で息を引きとりました。享年75歳、徳川歴代将軍の中でも15代慶喜に次いで長命だったそうです。

死因は、鯛の天ぷらによる食中毒とされてきましたが、これを食べてから亡くなるまで日数がかかり過ぎていることから、近年では胃がんだったのではないかともいわれています。

家康が関ヶ原で勝利したのは59歳、豊臣氏を滅ぼしたのは74歳のとき。温かいものを食べ、粗食にこだわった食生活が、長寿と天下統一のひけつだったのかもしれませんね。

ほどほどの長寿をめざし、そろそろ健康的な食生活を始めましょうか。

(文:ヒラモトヨシノリ、イラスト:ナカムラタエ)

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