おらしょ こころ旅

Vol.112

ぶらり旅で見つけた風変わりなもの

2016年8月22日 公開

教会やキリシタン史跡などをたずねると、その周辺に一風変わったものを販売しているお店を見つけることがあります。

それはお土産屋さんのようなものではなく、「どうしてここでこの商品を販売しているの?」と訊きたくなるようなお店です。

ストレートにそう質問すれば答えは返ってくるのでしょうが、それでは面白くないので、商品開発の経緯などについて勝手に妄想をふくらませてみるのです。

熊本県天草市にある天草ロザリオ館のそばのお店で販売していたミカンジュースもそのひとつ。店内ではご主人がミカンを絞り器にのせてせっせとジュースをつくっていました。

これを大きめのタレ容器に入れて販売するという見た目もユニークな商品。冷えているとよかったのですが、ぼくが購入したときは常温でした(- -;)。きっとここからさらに高台にある大江教会に向かう人々の喉の渇きをいやすために販売を始めたのでしょう。出発点はやさしい心遣いです。

西彼杵郡時津町の長崎甚左衛門純景の墓の近くにある農産物直売所。ここで販売していたのは「じんざえもん焼」。回転焼です。

長崎甚左衛門純景の「甚」の刻印でも入っていると地元らしいお土産になるのでしょうが、そうすると販売価格が上がって売れ行きが悪くなるかも。そう考えたのかもしれませんね。ま、おいしいからこのままでもいいのかな。

ほかにも風変わりな商品はありますが、それはまたの機会にご紹介しましょう。ぶらり旅はこんな視点からも楽しい話題を提供していきますよ。

(文:ヒラモトヨシノリ、イラスト:ナカムラタエ)

おらしょ通信一覧
トップ