おらしょ こころ旅

安満岳/ やすまんだけ

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  • 写真右奥に見える山が安満岳(撮影:日暮雄一)

  • 長崎県平戸島の西岸に位置する標高534mの山である。
  • 広い範囲にアカガシの原生林がのこり、白山比賣神社と参道、山頂部の石祠、西禅寺跡から構成されている。
  • 16世紀の宣教師の書簡から、西禅寺を中心とした山岳仏教勢力が16世紀後半頃に大きな力を持ち、宣教師らと敵対していたことが知られている。
  • 禁教時代になると、伝統的な宗教観と、キリシタンの聖地や殉教地への崇敬が融合し、平戸地方の潜伏キリシタンの聖なる山となり、安満岳西側の春日集落からも参道がつくられて信仰が続いた。
  • 現在も平戸島西岸一帯のかくれキリシタンは、山頂の石祠を参拝し、「神寄せのオラショ」の中で「安満岳様」、あるいは「安満岳の奥の院様」と唱える。
関連する人名・用語
オラショ

[おらしょ] 16世紀に伝わったラテン語・ポルトガル語の祈りの言葉(oratio) 。

かくれキリシタン

[かくれきりしたん] 19世紀に禁教令が撤廃された後も、カトリックに復帰せず、禁教時代の独特な信仰形態を継承した人々のこと。

殉教

[じゅんきょう] キリスト教の信仰や道徳を捨てるよりも、死を選んで神に命を捧げること。

潜伏キリシタン

[せんぷくきりしたん] 禁教時代に、表向き仏教徒として生活し、密かに信仰を継承した信徒たちのこと。

マリア観音

[まりあかんのん] 禁教時代、潜伏キリシタンが祭った仏教の観音像。主に中国製の像が多かった。

ロザリオ

[ろざりお] カトリック教会で祈りのときに使われる鎖状の道具。大珠6、小珠53を鎖でつないで輪状にし、下に十字架をつないだもの。コンタス(コンタツ)とも呼ばれる。

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地図・交通アクセス

地図はこちら

佐世保駅前から平戸桟橋まで西肥バス(約90分)
→平戸桟橋から安満岳駐車場まで車(約25分)
→安満岳駐車場から安満岳頂上まで徒歩(約30分)
※平戸桟橋からはレンタカー、観光タクシーのご利用をおすすめします。詳しくは、平戸観光協会ホームページをご覧ください。

【佐世保駅までのアクセス】

  • 飛行機利用の場合
    東京(羽田)から長崎空港まで(約1時間45分)、名古屋から長崎空港まで(約1時間25分)、大阪(伊丹・関西)から長崎空港まで(約1時間15分)
    →長崎空港から佐世保駅前まで西肥バス(約1時間45分)、長崎空港から佐世保駅みなと口まで乗合ジャンボタクシー(約55分)
    ※飛行機について、詳しくは長崎空港ホームページをご覧ください。
    ※バスについて、詳しくは西肥バスホームページをご覧ください。
  • JR利用の場合
    東京駅から博多駅まで(約5時間)、名古屋駅から博多駅まで(約3時間20分)、新大阪駅から博多駅まで(約2時間30分)
    →博多駅から佐世保駅まで(約1時間50分)
    ※詳しくは、JRおでかけネットをご覧ください。

※詳しくは、長崎の教会群インフォメーションセンターのホームページをご覧ください。

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