
撮影:日暮雄一
- 平戸島対岸の南田平集落にある教会堂で、1918年に鉄川与助(てつかわよすけ)の設計・施工により建設された。
- 1622年、イタリア人宣教師カミロ・コンスタンツォが殉教したことで知られる。
- 1879年に外海に着任したド・ロ神父は、貧困に苦しむ出津集落の信徒の自立を促すとともに、一部を田平に移住開拓させたため、田平にも信徒の集落が形成された。
- 内部は三廊式平面で、身廊、側廊にそれぞれ独立した屋根がかかり、正面中央に八角形のドーム型の屋根を備えた鐘塔を持つ。
- 天井はリブ・ヴォールト天井。主構造の煉瓦は英国式に積まれており、この装飾的な煉瓦壁が意匠的特徴である。
- 鉄川の工事記録には、日本の伝統的な上棟式が2日間にわたって挙行されたことが書かれており、1日目が男性、2日目が女性を招いて行われ、(日本では一般に神主が司るが)神父が執り行った。
地図・交通アクセス
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JR佐世保駅から「たびら平戸口駅」まで松浦鉄道(約1時間20分)
→たびら平戸口駅から天主堂までタクシー(約10分)
※松浦鉄道について、詳しくは松浦鉄道ホームページをご覧ください。
【佐世保駅までのアクセス】
- 飛行機利用の場合
東京(羽田)から長崎空港まで(約1時間45分)、名古屋から長崎空港まで(約1時間25分)、大阪(伊丹・関西)から長崎空港まで(約1時間15分)
→長崎空港から佐世保駅前まで西肥バス(約1時間45分)、長崎空港から佐世保駅みなと口まで乗合ジャンボタクシー(約55分)
※飛行機について、詳しくは長崎空港ホームページをご覧ください。
※バスについて、詳しくは西肥バスホームページをご覧ください。
- JR利用の場合
東京駅から博多駅まで(約5時間)、名古屋駅から博多駅まで(約3時間20分)、新大阪駅から博多駅まで(約2時間30分)
→博多駅から佐世保駅まで(約1時間50分)
※詳しくは、JRおでかけネットをご覧ください。
※詳しくは、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンターのホームページをご覧ください。