- 新上五島町の有川は、江戸時代に捕鯨によって栄えた歴史を持つ。
- 施設の1階は「鯨」「世界遺産」「鉄川與助の教会建築」「日本遺産」がテーマになっている。
- 「鯨」のコーナーでは、有川湾内で鯨を捕っていた様子を描いた絵図をもとにアニメーションも放映。また、古式捕鯨業時代に使用されていた包丁や銛、ミンククジラの大きな骨格標本など多くの資料が展示されている。
- 「世界遺産」コーナーでは潜伏キリシタン関連遺産の概要をパネルで紹介している。
- 「鉄川與助の教会建築」コーナーでは、新上五島町丸尾郷出身である鉄川與助が手がけた教会の自筆の設計図や、愛用の大工道具を展示しており他では見ることの出来ない逸品である。
- 教会堂で実際に使われていた、ステンドグラスなどの部材や教会関連の道具なども展示。
- 「日本遺産」コーナーでは、遣唐使や、伝教大師最澄に関係した信仰の山「山王山」、中世石塔が林立する「日島石塔群」などを主にパネルを使って紹介している。
- 施設の2階は有川出身の第50代横綱佐田ノ山関に関する優勝杯や化粧まわしのほか、関連する資料、写真を展示。